1948-01-26 第2回国会 参議院 本会議 第7号
それが片山首班内閣においてこのような改訂が若し意図されるとするならば、これは私は、その当時とは情勢が違うというような、そういうような簡單な言葉では絶対に許すことができない問題であると考える次第であります。若し本当にこういうことをやらなければならんというならば、私は完全に社会党の看板を外して、それから後にやつて貰いたいと考える次第であります。
それが片山首班内閣においてこのような改訂が若し意図されるとするならば、これは私は、その当時とは情勢が違うというような、そういうような簡單な言葉では絶対に許すことができない問題であると考える次第であります。若し本当にこういうことをやらなければならんというならば、私は完全に社会党の看板を外して、それから後にやつて貰いたいと考える次第であります。
併しながらそれは社会党のいわゆる党の政策綱領でございまして、現在の片山首班内閣としての政策でも何でもないのでございます。
私は第一回の國会に片山首班内閣が実現いたしまして、新らしき憲法の下に一歩を印して行つた、スタートを切つたこの白亜の殿堂の一挙手一投足は、直ちに電波となつてワシントンに、モスコーに、ロンドンに、將又南京に、世界の隅々まで参るのでございます。
片山首班内閣がさようなトリックを行うておるかいないか。事が眞實であるか否か。世界に答辯なさらなければいかぬ。よくお續みになつて、そして當局大臣と御相談になつて、一日も早く、あればこういうふうに改める。なければ當局のお方がソンレイ氏の言葉は間違いだということを發表なさらんことを、日本の國際信用のために祈つておきます。
實はわれわれ豫算委員の席をもつておる者でございますが、片山首班内閣ができましてここに百日も過ぎんとしておる今日、その生命線たる豫算、片山内閣の最も重大なる豫算案が、未だ御提案がない。さきに補正第一號ないし補正第二號という、きわめて短簡なるものを出されて、今日開店休業の形にありますことは、委員としてまことに遺憾に存ずる次第であります。
片山首班内閣が成立いたしましてから、數箇月になりましたが、この間食糧の事情がきわめて逼迫しまして、國民が相當不安の日を送りましたが、最近における食糧の事情は、ある程度好轉いたしましたので、ようやく愁眉を開いたような次第であります。ついては今年度秋以降の食糧事情にきわめて密接な關係があると思われますところの昭和二十二年度の……。
おそらく片山首班内閣における重要な豫算案も、とうに御提出御審議を得られるような形になるのではないかということを、常に首を伸ばしておるのでございますが、未だその運びになりません。この際率直のお尋ねいたしますが、片山内閣の全貌を現わすべき主要な豫算案がいつ御提出に相なるか。これをひとつ承りたいと思います。
食糧危機は、片山首班内閣になつてから突発的に起つたものではなくして、むしろ長年の因縁と歴史をもつているものであり、その総決算として今日食糧危機になつたのだから、計画欠配は絶対によくないものだとは思いますが、今日の現状においては、國民のおおむねは忍びがたきを忍ぶという氣持になれると私は考えます。
こうした状況に加えまして、炭鉱労務者は、片山首班内閣成立を機会といたしまして、石炭復興会議を起こし、この石炭復興会議は、決議をして、七月一日より労資協調して一大增産運動を展開し、第二四半期六百五十四万トンを完遂し、さらに第一四半期の不足分を同期間内に取りもどす決意をもつて、增産に邁進しつつあるのでございまして、われわれといたしましても、その增産に非常な期待をもつているのであります。